ログオン時にドライブ文字が誤認識されていると、マイコンピュータやエクスプローラではドライブオブジェクトが表示されず、その時点での割当状況を確認できないことがあります。Windows 2000 Proで表示設定がデフォルトの場合は表示されません。次の方法で確認してください。
「マイコンピュータ、エクスプローラ」
ツールバーから「ツール(T)」→「フォルダオプション(O)」を選びます。
「全般」を表示させ、「Webの表示」の、
◎ 従来のWindowsフォルダを使う(I)
を選択します。その後、「OK」を押してください。
「コマンドプロンプト」
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を実行します。
現在のWindows 2000 Pro のシステムパーティションのドライブ文字がD:となっている場合は、次のようになります。D:>
「ドライブ割当文字の変更」
- 以下の手順は、ドライブ文字 C とD を入れ換える方法を記載しています。
- レジストリエディタでは変更はリアルタイムで反映されますので、先に「レジストリのバックアップ」を行ってください。
- Windows 2000 Proを起動し、Adminisrtatorとして、ログオンします。
- 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「regedt32」 の手順で、 Regedt32.exeを起動します。
- 「ローカルコンピュータ上のHKEY_LOCAL_MACHINE」のタイトルバーをクリックして手前に表示させます。
- 「System」キーをダブルクリックして HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevicesを表示させます。
- "MountedDevices"キーをクリックします。[セキュリティ]メニューから [アクセス許可]を選択します。
ここでAdministratorsがフルコントロールであることを確認してください。フルコントロールの場合は、チェックボックスが「許可」側に入っています。
- Regedt32のウィンドウを開いたまま、参照できるようにウィンドウを画面の左に寄せておき ます。
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「Regedit.exe」を起動します。ウィンドウは右側に寄せておきます。
- マウスを操作し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices に移動します。
"DosDevicesC:" を指定します。
- "DosDevicesC:" を右クリックして、[名前の変更]を選択します。
ドライブ文字に使っていないドライブの文字、例えばZ に変更します。
(例: "DosDevicesZ:")
- 次に、"DosDevicesD:" を指定します。
"DosDevicesD:" を右クリックして、[名前の変更]を選択します。
- "DosDevicesD:" を"DosDevicesC:" に変更します。
- "DosDevicesZ:" を"DosDevicesD:" に変更します。
- 変更を確認したら、左側のウィンドウRegedit のデータと、レジストリのバックアップファイルから、ボリューム情報を参考にして、順番が正しいことを確認してください。
- ツールバーから「レジストリ(R)」→「レジストリエディタの終了」で終了します。
続けてRegedt32 のウィンドウに移動します。
- [セキュリティ]メニューから[アクセス許可]を選択し、設定を以前のものに戻します。
もともとアクセス許可がある場合は変更する必要はありません。
ツールバー「レジストリ(R)」→「レジストリエディタの終了」を選択します。
- コンピュータを再起動します。
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